キャンプでコーヒーならエスプレッソが断然オススメな3つの理由。簡単・早い・美味しいで何度でも楽しめます。
キャンプでコーヒーは至福のひと時です。コーヒーといえばドリップコーヒー(弾いたコーヒー豆にお湯を注ぐ方法)が一般的だと思いますが、結構めんどくさくてやらなくなっちゃうんですよね。
・ドリッパーとかフィルターを用意しないといけなくてめんどくさい。
・お湯を綺麗に注ぐのが難しくて上手に淹れられない。
この記事では、こんな悩みを解決する「エスプレッソ」という選択肢をご紹介します。
魅力① 簡単・手間いらずで作れる
魅力② いろいろな飲み方が楽しめる
魅力③ とてもお洒落
この記事では、【エスプレッソとドリップコーヒーの違い】→【エスプレッソをおすすめする理由】→【エスプレッソの淹れ方】→【オススメのメーカー】→【注意点】の順でご紹介します。
手軽に始められるので本当におすすめです!
エスプレッソとドリップコーヒーの違い
エスプレッソとドリップコーヒーの大きな違いは、抽出方法にあります。
ドリップコーヒーは主に挽いたコーヒー豆をドリッパーに入れ、そこにお湯を透過させることで成分を抽出する方法です。使用するドリッパーによって多少は異なりますが、コーヒーカップ1杯分を抽出するのに3分程度かかります。
カフェルテ
一方でエスプレッソは、専用のマシンを使って高い圧力をかけて抽出します。人の手では再現できない高圧で一気にお湯を通して抽出するので、抽出時間も20~30秒と短めです。
ドリップコーヒーの抽出方法
みなさんが想像するいわゆるコーヒーの淹れ方です。弾いた豆にゆっくりお湯を注いでコーヒー成分を滴らせる(ドリップさせる)方法ですね。キャンプで淹れるのに便利なパックになったものもありますね。
ドリップコーヒーも美味しいんですが、お湯を綺麗に注いだり、蒸らしたりなど上手に淹れるには技術が必要で、アウトドアだと綺麗に淹れるのが難しいです。
エスプレッソの抽出方法
一方エスプレッソは、専用の機械を使って高圧でコーヒーを抽出します。
そのため、専用の機械が必要になります。お店だと、スタバやカフェにある上記写真のような機械が一般的ですね。
個人でエスプレッソを淹れるには高価な機械を導入しないとできないと思われがちですが、実は、家庭用の「マキネッタ」と呼ばれる手軽なエスプレッソメーカーが存在します。
キャンプでは、このマキネッタがドリップコーヒーよりも手軽にできて美味しいので、こちらを紹介します。
キャンプでエスプレッソをおすすめする3つの理由
エスプレッソをおすすめする理由をご説明します。
魅力① 簡単・手間いらずで作れる
魅力② いろいろな飲み方が楽しめる
魅力③ とてもお洒落
理由① 簡単・手間いらずで作れる
エスプレッソに必要なものは、「マキネッタ」とコーヒー豆、水、バーナーの4つだけ!フィルターなどは必要ありません。
淹れる手順は3ステップで、①弾いた豆をマキネッタに入れる→②水をマキネッタに淹れる→③バーナーで加熱する。
たったこれだけです。しかも、淹れ方によって大きく味が変わることはないので、誰でも美味しいエスプレッソが淹れられますよ。
淹れ方は、また後ほど説明します。
理由② いろいろな飲み方が楽しめる
エスプレッソはいろいろな飲み方が楽しめます。たくさんあるので、細かなところは調べていただければと思いますが、キャンプでできる簡単な飲み方3つをご紹介します。
そのまま飲む!
淹れたコーヒーをそのまま飲む方法ですね。苦いのが好きな人は、そのままブラックでどうぞ。ドリップコーヒーよりも香りと味が凝縮されているので、濃い苦味と風味を楽しんでください。
私は、苦いのがめちゃくちゃ苦手なので、砂糖を入れて飲みます。
苦いのが得意でない人にもエスプレッソはおすすめで、スティックシュガーを3~4本入れると、苦味だけでなく、コーヒーの油分や香りと相まってスイーツのような味わいになってすごく美味しいです。
是非試してみてください。
カフェラテで飲む
カフェラテは淹れたエスプレッソに、温めたミルクを混ぜたものです。苦味がマイルドになるので良いですよね。
ミルクを温めて入れるだけなのでこの方法も手軽!
アメリカーノで飲む
アメリカーノとは、エスプレッソにお湯を足したものです。お湯で薄めているので、一番ドリップコーヒーに近い味わいになります。
ドリップコーヒーよりも高圧で抽出している分、コーヒーオイルが多く抽出されているのでしっかりとした味になります。
その他 アイスをかけてアフォガードに!
夏なら、アイスクリームにエスプレッソをかけてアフォガードもいいですね!
アウトドアなら一層美味しいですね。その他にもいろいろなアレンジができるのもエスプレッソの魅力ですね。
理由③ とてもお洒落
エスプレッソは、キャンプ場やアウトドアとの親和性も抜群です。
手軽に持ち運べて可愛いサイズなので、道具への愛着もひとしおです。
エスプレッソの淹れ方
用意するもの
用意するものは、①マキネッタ ②深煎のコーヒー豆 ③水 ④バーナー です。
マキネッタは後でご紹介しますが、写真奥のエスプレッソメーカーです。
そしてエスプレッソには、深煎の細かく挽いたコーヒー豆がベストです。
スーパーや喫茶店・コーヒー豆屋さんで、エスプレッソ用のものを選んでください。よくわからなければ、お店の人に、「マキネッタでエスプレッソを入れます」といえばオススメを選んでくれますよ。
エスプレッソを淹れる手順
マキネッタは3つのパーツに分かれています。左下がボイラー、右下がバスケット、上がサーバーです。
まず、一番下のサーバーに水を注ぎます。目安は、ボタンのような見た目の安全弁にかかるくらいの量です。
次に、コーヒー豆をバスケットに入れます。
すり切りまで入れて、平らになるよう慣らしてください。このとき上から押さえつけないように気をつけます。
このように入ったら、全てをセットします。
バーナーに乗せ、弱火で加熱します。数分立つと、独特なコポコポという音が出てくるので、火を止めて少し落ち着かせます。
注いで完成!
個人的に好きな飲み方は、砂糖をダバダバ入れて溶かしきらずに底に残った砂糖を食べる方法です。
甘いもの好きにはまじでおすすめ。
エスプレッソのおすすめのメーカー
おすすめのマキネッタメーカーは断然ビアレッティ社のモカエキスプレスです!
いろいろなメーカーありますが、絶対にこれが良いと断言します笑
イタリアのメーカーでMade in Italy。1919年創業で2019年100周年を迎えました。
エスプレッソの本場イタリアの家庭には必ず1台あると言われているそうで、フランスのオピネルみたいなもんですね。
値段も良心的です。
モカエキスプレスの注意点
洗剤で洗ってはいけない
モカエキスプレスは、洗剤で洗うことをおすすめしません。理由は、パッキン等が中に組み込まれていて洗剤を使うと落とし切ることが難しいからです。
勿論、全てのパッキンを外して洗うこともできますが、非常にめんどくさい。
また、何度も使っているうちに、コーヒーオイルがコーティングとなってくれます。育てる楽しみがあります。
何人分サイズにするか
モカエキスプレスに限らず直火用エスプレッソメーカーは、サイズが1~4カップ用で展開されています。
注意点は、大は小を兼ねない、ということです。つまり、4カップ用のモカエキスプレスで1カップ分淹れる、ということはできないです。
ソロキャンパーなら、1~2カップ。ファミリーキャンパー、グループキャンプなら、3~4カップ用をおすすめします。
まとめ アウトドアではエスプレッソ・モカエキスプレスでワンランク上の珈琲を楽しめる
エスプレッソは非常に簡単なのに、とても美味しいので本当におすすめです。
撤収前の朝でも、すぐに入れられるので是非エスプレッソライフを楽しんでください。
釣りや登山なんかにも持っていけますね。
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