オピネルナイフの刃が開かないときの対処法。分解する前に「サヴォワ打ち」を試してみて!
オピネルの刃が出ない!
水に浸かったり、湿気で持ち手の木が膨張するとオピネルの刃が出なくなることがあります。
そんなときには、分解する前に「サヴォワ打ち」を試してください!これで大体解決するはずです。
刃を出すには、オピネルを軽く打ち付ける「サヴォワ打ち」
実はこの方法、オピネルの公式HPで推奨されている方法です。
オピネルの柄は木製なので、どうしても水分を含んで膨張してしまうことがあります。
膨張して刃が出なくなってしまったら、硬いものにオピネルの角を軽く打ち付けてください。そうすると驚くほど簡単に刃が出てきます。
ちなみにこれを「サヴォワ打ち」 Coup du Savoyard® 、The Savoyard’s tap(公式HPより)と呼ぶそうです。
サヴォワ打ちの方法を動画で
わかりやすく動画で実演しているものがあったので紹介します。
削ったり、オイル漬けはちょっとまって!
オイル漬けは必要?
以前、オイル漬けの方法記事をこのような形で紹介しました。
しかし、その後オピネルの手入れについて調べていくと、オイル漬けは逆効果かもしれないと思い始めてきたんです。
特に、こちらのブログで紹介されているところによると、 オイルが浸透することで木材が膨張し、かえってブレードが出にくくなるということです。(引用元:包丁と登山とアウトドア)
確かに、私自身もなにかの根拠があってオイル漬けをやったというより、ネットの情報を鵜呑みにして実施したという感があります。
撥水性を高めるには、蜜蝋を塗るなどのほうがより実用的という考えもあります。
オイル漬けをする前に、一度流行りや「儀式」だからとやるのではなく、やるべきか否かリサーチしてからでも遅くないと思います。
私は、一つはオイル漬けをしたので、もう一つ買ったときはオイル漬けせずに浸かってみて、比較してみたいと思います。
削るのは1年後でも遅くない?
買ったばかりのオピネルは木に水分が含まれてます。なので、最初は開きづらいそうです。
1年位かけてゆっくり乾燥していきます。買ったばかりで開きづらいなーと思って分解して接続箇所をヤスリで削っちゃうと、乾燥した後にカパカパになっちゃうかもしれない。そういうリスクもあるんですね。
削ったらもとに戻すことはできないので、削るのは1年位待ってみても良いかもしれません。まずは、今回ご紹介した「サヴォワ打ち」を試してみてください!
まとめ サヴォワ打ちは大事!
カスタマイズするのも楽しいですが、その前に何のためのカスタマイズなのか?を考えて必要なものを取捨選択できるようになりたいです。
ナイフの刃が出づらいときは、「サヴォワ打ち」をまずはトライしてみてください!
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やっぱり超人気商品だけあって使い心地は折り紙付きです!
今回は、シャプトンを使ってオピネルとモーラナイフと研ぎました。
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