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ハズレ映画を避けるには「Rotten Tomatoes」を使えば間違いないという話。

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映画は観たいけど忙しくてなかなか観る時間がない。そんな忙しい中せっかく映画を観るなら絶対に面白い映画が観たい、というあなたに絶対にハズレを引かない映画の探し方をご紹介します。

私は映画が好きで年間100本以上観ますが、観る前に必ず参考にしているサイトがあります。

それが「Rotten Tomatoes」(ロットン・トマト)です。

Rotten Tomatoesとは?

Rotten Tomatoesはアメリカで最大手の映画批評サイトで、評価が非常にシビアであることで有名です。

Rotten Tomatoesと他レビューサイトとの大きな違いは、数百人の映画批評家が点数をつけ、それをもとにパーセンテージを出しているというところにあります。

映画批評家がプライドを持って点数をつけているので信頼度が他サイトに比べて圧倒的に高いのが人気の理由です。

他評価サイトの信頼度がRotten Tomatoesに比べ低い理由

例えば、IMDbや、Filmarksといったサイトは映画ランキングサイトとして有名ですよね。しかし、これらのサイトの評価はRotten Tomatoesに比べ信頼度が低いです。

その理由は、一般人によって点数付けがされているからです。しかも大手サイトほど、たまにしか映画を観ないようなライト層も点数付けをします。

そうすると何が起きるかというと、たまにしか映画を観ないライト層は、テレビCMをバンバンの大規模予算映画に集まりがちで、結果、評価が偏ってしまいます。

そうなるとあんまり面白くない映画でも高評価になるということがよくあります。

Rotten Tomatoesの見方は簡単

引用:Rotten Tomatoes

知りたい映画のタイトルで検索するとこのような画面が出てきます。

見るべきところはたった2つです。TOMATOMETERのパーセンテージと、AUDIENCE SCOREのパーセンテージのみ

左側のTOMATOMETERが、映画批評家による評価で、AUDIENCE SCOREが一般視聴者による評価です。

引用:Rotten Tomatoes

評価の基準は簡単に言うと、60%未満はRotten(腐っている)評価で緑のアメーバアイコン60%以上は、Fresh(新鮮)評価です。

さらに、その上の評価がCERTIFIED FRESH(新鮮保証)評価となっていて、75%以上の肯定意見に加えて、細かな条件を満たした映画のみがこの評価を得ることができます。

高い評価の例 (パルプ・フィクション)

引用:Rotten Tomatoes

ここで、私の一番好きな映画のパルプ・フィクションの評価を見てみると、TOMATOMETERが92%で、CERTIFIED FRESH(新鮮保証)を獲得しているのがわかりますね。

また、AUDIENCE SCOREも96%と非常に高評価になっています。

低い評価の例(スーサイド・スクアッド)

引用:Rotten Tomatoes

評価の低い映画はこのように、腐ったトマトマークで表示されます。AUDIENCE SCOREも低いですね。

観るかどうかの判断基準は?

このように、評価が高ければ高いほど面白いということになりますが、個人的には観るかどうかの判断を以下の基準でしています。

私の判断基準

60%未満 →観る価値なし
60~80% →基本的に観ない
81%以上 →観る価値あり
85%以上 →絶対に観る!

Rotten Tomatoesで注意すること

注意点① 評価のブレ

Rotten Tomatoesも人による評価サイトなので、評価にブレが生じることがあります(他サイトに比べて圧倒的に少ないですが)。

その一例をご紹介します。

引用:Rotten Tomatoes

例えば、この「ゴジラ」の評価を見てください。映画評論家の評価は41%で低いですが、一般視聴者の評価は83%と高評価になっています。

ねじれ評価 パターン①

このように映画評論家の評価が低く、一般視聴者の評価が高い、ねじれ評価がRotten Tomatoesでは稀によく起きます笑

この「ゴジラ」に関してなぜこのような結果になったかというと、映画評論家は「ストーリーが単純」という理由で低評価にしている。一方で、一般視聴者はストーリーなんて細かいけぇことは良いんだよ!エンターテイメントなんだから!ということで高評価しているんですね。

個人的には、気になっている映画を調べてこういう結果が出ていたら、「頭空っぽにして楽しめる映画」なんだなと判断します。

ねじれ評価 パターン②

この逆に、映画評論家の評価は80%以上で、一般視聴者は40%なんてこともあります。

この場合は、「玄人向けのスルメ映画」もしくは「監督によるメッセージ性の強い映画」なのかなと思います。

注意点② 邦画はほとんどない

アメリカの評価サイトなので、邦画は殆どありません。

ただし、世界的に有名な作品(最近だと「君の名は」など)はありますよ。

注意点③ 前から観るつもりだった映画は調べないほうが良い

これはどの評価サイトでも言えることですが、前々から観たいと思っていた映画や、監督が好きで絶対に観たいと思っていた映画は事前に調べないほうが良いと思います。

調べて評価低かったら、観る前から気分が萎えちゃいますもんね。

まとめ 時間・お金を無駄にしたくなければRotten Tomatoesを活用すべき!

是非、映画を観る前にRotten Tomatoesで検索してみてください。貴重なお金も時間もセーブしたうえで、安心して本当に面白い映画に出会うことができますよ。

検索するときは、作品名 + Rotten Tomatoes でググると大体一発で出てきます。

最近私はRotten Tomatoesを使いすぎて、悪い意味で目が肥えたのか、ちょっとやそっとの映画じゃワクワクできなくなってきてしまいました笑