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うっかり日焼けをした後のケア。トマトジュースとワセリン、この2つだけで回復が早まった話。

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あなご

日焼け止めを塗り忘れて真っ赤になり痛いほどの火傷になった。

こんなときに使える、簡単なアフターケアの方法が見つかったので紹介します。

以前船釣りに行った際、日焼け止めを塗り忘れ、経験上間違いなく皮が剥けるほどの日焼けになってしまいました。風呂に入るのも痛いほどでした。

しかしアフターケアをしっかりした結果、皮もめくれず順調に回復したので、その方法をご紹介します。

結論から言うと①トマトジュース②ワセリン、この2つだけでOKです。

日焼け後のケアをネットで調べると色々出てくるんですが、基本的にはこの2つが一番簡単で効果が大きいと思います。

ちなみに、日焼けは軽い熱傷なので日焼け直後の火照りは、氷水等で冷ますこともおすすめします。

日焼けをしたら、なるべく早く濡らしたタオルで冷やしてください。氷水で冷やしたり、保冷剤を使ってもよいでしょう。ほてりがある部分、赤くなっている部分を冷やします。

飲用:NHKライフ

日焼けアフターケア① トマトジュースを飲む

水分補給の重要性

日焼け後は肌の保湿を維持するため、水分補給をすることで内側からも保湿を維持する必要があります。(参考:一般財団法人京浜保険衛生協会

基本的には水やポカリでいいですが、加えてトマトジュースをおすすめします。

トマトに期待できる効果

トマトにはリコピンが豊富に含まれています。リコピンはカルテノイドと呼ばれる動植物に含まれる、赤や黄色、オレンジ色の色素の一種です。

リコピンは、生活習慣病予防において注目されている食品由来のカロテノイドの一つである。カロテノイドとは野菜や果実を彩る脂溶性色素成分であり、自然界には約600種類が存在しているといわれる。

引用:一般財団法人食品分析開発センター

カルテノイドの中で特にリコピンは抗酸化作用・メラニン生成抑制効果が期待できると言われています。

リコピンはカロテノイドの中でも秀でた抗酸化作用(活性酸素を消去する作用)を持つ成分であり、その効力はβ-カロテンの2倍以上、ビタミンE(α-トコフェロール)の約100倍ともいわれている。活性酸素は、がんの発生の原因の一つといわれており、リコピンの抗酸化作用により、がん予防が期待されている。他にも、肺疾患予防、糖尿病予防、動脈硬化予防、老化遅延、抗アレルギー、美容効果(メラニン生成抑制効果)、視覚機能の改善などの効果があるといわれている。

引用:一般財団法人食品分析開発センター
引用:カゴメ株式会社 2016年7月11日プレスリリースより

また、カゴメ株式会社の研究によると、トマトジュースの飲用により、日焼けにより暗くなった肌の色調の回復が促進される可能性があることが明らかになったとのことです。 (参考:カゴメ株式会社 トマト大学HP 及び 2016年プレスリリリース

リコピンには、シミ・シワの改善、日焼け後の色調の回復が期待できることから日焼けした直後から毎日飲み続けることをおすすめします。

日焼けアフターケア② ワセリンを使って保湿

日焼け(軽度のやけど)には湿潤療法

日焼けとは、軽度のやけど(熱傷)になることを指します。やけどをした肌には治療が必要になりますが、一番傷跡が残らない治療法が「湿潤療法」と言われています。

「湿潤療法」は簡単に説明すると、常に患部を保湿し続け、傷の回復を早めることです。

有名なものだとキズパワーパッドも湿潤療法ですね。

小さいやけどだと、キズパワーパッドでも大丈夫ですが、日焼けは「広範囲の火傷」なので相応の保湿をする必要があります。

湿潤療法の方法

その方法は、日焼けしたところにワセリンをたっぷり塗り、サランラップで覆う。これでOKです。

日中は難しいですが、就寝中これを実施してみてください。翌日肌の調子がとても良くなってると思います。

日焼け後は、肌が落ち着くまでこれを続けてみてください。

ワセリンは薬局で売っているものなら何でもOKですが、純度の高いものがベターです。

ちなみに湿潤療法ですが、切り傷や湯たんぽの低温やけどにも有効です。

私の知人は低温やけどになり皮膚移植が必要と言われるほどの重症になりました。しかし、湿潤療法を行っている医師のもと治療を行った結果、皮膚移植なくしっかりと皮膚が作られました。

それだけ皮膚の回復には保湿が大事ということですね。

まとめ 日焼け後のケアは初動が肝心!

日焼け後のケアは、日焼け後から72時間以内が重要と言われています。

①日焼け直後は、氷水等で患部を冷ます。

②水分補給で内側からの保湿、ワセリンで外からの保湿。

トマトジュースを毎日飲みシミ・シワ予防。

この3点を徹底してみてください。これまでよりも早く回復すると思いますよ!

参考文献

NHK ライフ https://www.nhk.or.jp/lifestyle/article/detail/00561.html
新しい創傷治療(夏井睦) http://www.wound-treatment.jp/
カゴメ株式会社 トマト大学 https://www.kagome.co.jp/statement/health/tomato-univ/medical/lycopene.html
カゴメ株式会社 2016年プレスリリース https://www.kagome.co.jp/library/company/news/2016/img/160711002.pdf
一般財団法人食品分析開発センター http://www.mac.or.jp/mail/170901/03.shtml