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楽しいと感じるボドゲのジャンルと趣味趣向がわかってきた

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この前やった4日間ボードゲーム合宿を通して、自分のボードゲームの趣味趣向がだんだん見えてきた気がする。

忘れないうちに言語化しておきたいので備忘的に残しておく。

ボードゲームに関する趣味趣向

前々からうすうす感じていたことではあるが、この前のボドゲ合宿ではっきりした趣味趣向が2つある。

(1)市場をコントロールする。

(2)経済や歴史を追体験する。

このいずれかもしくは両方が満たされているゲームに関して、プレイする快感を得ていることが分かった。

(1)市場をコントロールする

私が初めて買ったボードゲームは「モダンアート」で、このゲームで初めていわゆる競りゲーというジャンルを知った。

競り系ゲームで一番アドレナリンが出るのが、市場を工作でコントロールできたときだと感じる。

正直に言うと、私は競り系ゲームが得意ではない。むしろ苦手な部類に入ると思う。

下手な理由はいくつかあると思うが、ひとつは無理に市場をコントロールしようとしすぎる点にあると思う。

時には、ゲームの勝敗そのものよりも、コントロールに力を注ぎすぎて結果最下位ということもよく起きる気がする。

要は、自分の得点を伸ばすよりも他人の株を紙切れにする方向に走りすぎている。

こういう攻撃タイプのプレイヤーが宅に複数人いると場が荒れる。

荒れるがそれが競り系ゲームの楽しさの真骨頂だと思っている。

競り系ゲームでハマったものはほかに、「ビブリオス」、「コンテナ」、「ハゲタカのえじき」。

ちなみに、妻もボードゲームで一番好きなのは競りだと豪語している。

しかし、楽しさを感じる点に大きな違いがある。

彼女曰く競り系ゲームは「お金を気にせずいくらでも使えるから」。

SCYTHE大鎌戦役の戦闘すら「これって要は競りだよね!?ヨッシャー」らしい。

(2)経済や歴史を追体験する

「コンテナ」は本当に完成されたゲームだとつくづく思う。

ボードゲームは社会を縮図にして、その断片を数時間で感じることができる。

これが私がボードゲームを楽しいと感じる一番のポイントだと思う。

「コンテナ」はメーカー・商社・海運会社となってコンテナの販売で利益をあげる。

工場でコンテナを生産、販売して利益を得るのか、商社となって中間マージンで儲けるのか、海運会社としてコンテナの輸送で資金を伸ばすのか。

このバランスが本当によくできている。大げさに言えば1プレイである企業の立ち上げから拡大までの流れをすべて楽しめる。

そんな経済の流れを追体験できるところにボードゲームの魅力を感じる。

短期株は怖すぎて手が出ない私もボードゲームなら思い切った手が打てる。しかも検証が何度でもできる。

歴史で言えば、SCYTHE大鎌戦役は歴史の断片を感じられることも魅力だと思う。

第一次世界大戦後の各国(ドイツ、ポーランド、ソ連等)のトップとなって内政を伸ばしていく。

自分ならこの条件下でどんな政治を行うか?そんな空想を実現する手段は、本当に首相になる以外ボードゲームしかないんじゃないかとすら思う。

(デジタルゲームでも可能だが、アナログゲームのリアルタイム感に比べると後者のほうが"リアル"感が強いと思う)

とはいえ、歴史追体験系のボードゲームはまだほとんどプレイしたことがない。

今後ぜひやりたいゲームにトワイライトストラグルがある。いつかレビューを書きたい。